音が変わる、変わらないは忠実度で判断できる
オーディオは不思議なことに音が変わって聴こえるのが楽しいらしく、多くの人が音源、プレーヤ、
アンプ、ケーブルなどを交換して、音が良くなった、悪くなった、と一喜一憂しています。
しかし、これらの音の変化は心理効果(プラシーボなど)の影響が大きいことが分かっています(心理効果が全てという場合もある)。
例えば客観的なテストであるブラインドでそれら音の変化を識別できるか?ということに対し、
数十年以上経過した現代でさえ、ブラインド成功例は特殊なケースに限定されています。例えばここ
成功した場合を除き、比較した両者に音の差がないという結論になりますが、
実際音が変わったように聴こえてしまうので、どうも理解できない人も多いようです。
そこで、各ケースにおいて電気信号の客観的変化、忠実度を求めれば、音が変わる変わらないは客観的に判断できることになります。
なお、オーディオを対象にしているので、市販音楽CD、市販音楽SACD、市販音楽ハイレゾ(以下CD、SACD、ハイレゾと略す)が音源です。